刑事施設に収容された性同一性障害者の治療を通じて、2

Woka様から
>平成19年以降平成21年5月まで」の数を「平成20年12月31日現在」の数で割るのは意味がないのでは。。。?


というコメントをいただき、確かにごもっともな指摘。
比較すべきは、平成19年から21年5月までに入所した人数。


法務省の統計によれば、
http://www.moj.go.jp/content/000005291.pdf
http://www.moj.go.jp/content/000005290.pdf
入所人員は、
平成19年57491人。(男性53167人、女性4324人)
平成20年54923人。(男性50635人、女性4288人)


平成21年の1-5月は不明だが
仮に60000人×5/12で25000人と推定。
すると2年5カ月で合計は約14万人(男性13万人、女性1万人)

すると
MTF:63/13万人=約2000人に1人
FTM:33/1万人=約300人に1人


それでも多いように思われるが。
GIDは、同性愛と同様、収容中の扱い(個室or大部屋など)で考慮すべき項目のようなので、通常の医療機関での診断より、範囲が広い可能性はあり。


また、FTMの場合、犯罪率は、女性と比較するより、男性と比較するほうが妥当な気もする。
一般男性の1年間の入所率は約人口千人に1人くらいなので、
同様の割合でFTMが入所したと考えると、
33÷2年5カ月×1000=約1万4千人
つまり、日本にFTMが、約1万4千人いるという計算になり、まあ、そんなものかという気もする。