刑事施設に収容された性同一性障害者の治療を通じて

刑事施設に収容された性同一性障害者の治療を通じて
阿部 惠一郎:日本「性とこころ」関連問題学会 第2回学術研究大会抄録 27P
http://www.jssm.or.jp/2ndmeeting/index.htm

>平成19年以降平成21年5月までに刑事施設に収容された性同一性障害患者数は、MTF63名、FTMが33名に上る。平成20年12月31日現在の収容人員は7万6,881人、刑事施設収容者の男女比がおよそ10:1と男性比が圧倒的に多数を占めることを考えると、性同一性障害FTMの割合が極めて高いと判断される。FTM33名のうち外観変更(ホルモン療法、乳房切除、性別適合手術)のあったものは5名である。


以下AJ考察
収容人員を男性7万人、女性7千人とすると
MTF:63/7万=約1000人に1人。
FTM:33/7千人=約200人に1人。


ちょっと多すぎかな。
診断基準は?
ジェンダークリニック系の精神科受診者のFTMでは、だいたい半分ぐらいはホルモン療法をしているので、5/33名はかなり少ない。
ということは、ホルモン療法までは望まないけど、収容時に性別違和のありそうな人は、収容時の診察?で、すべて性同一性障害としてカウント?