最近、「性同一性障害」で検索すると、横にずらっと、「睾丸摘出術します」のスポンサーサイトが並ぶが。
母体保護法との絡みも特に気にすることなく行われているようで。
経験上は、睾丸摘出術だけ行った人は、問題があるケースが多い。
すなわち、
・手術を後悔している
・その後の社会適応が悪い
・うつや精神病症状を呈している
などである。
問題が起こりやすい理由として
・睾丸だけ取ろうというMTX的志向の人はもともとメンタルヘルスに問題がある場合が多い。
・精神科医から診断やオピニオンが出ない人（社会適応が悪い、RLEがない、メンタルヘルスが悪いなどの理由）が、自己判断でやるから。
・術後、女性ホルモンの投与も受けず、男性ホルモン・女性ホルモンともに低下しているから。
まあ、それでも「手術を受けるかどうかは自己決定だ」という意見もあるだろうが、
そもそも、精神疾患や知的能力に問題があり、判断能力が不十分な場合や、睾丸摘出だけで問題がすべて解決されるかのような誤った説明・理解のもと、手術を受けている場合もある。
困ったものだ。
