仕事と自己語り2

コメント読んでたら、少し考えが深まったので。
1. 仕事をすることが、結果として、自己を語ることになる


のタイプについて。
私としては、仕事をするとは「一定の経験や学習を積めば誰でもできることを、自己主張抜きに確実にこなす」というイメージが強いもので。
たとえば、精神医療の薬物療法でいえば「誰が処方しても大体こんなもんだろう」みたいな処方が理想で。
つまり「独創性あふれる処方」には、ろくなものがない、と思っていて。
組織に属した時は「代替可能な歯車としってきっちり働く」というのにけっこう理想を感じ。
そんな中で「自己を語る」とは、別にオリジナリティの主張ではなく、「勤勉」「献身」「克己?」といった、その人の持つ内面的価値観の表現として「自己を語る」というイメージで。
でも確かに職種や、仕事のレベルによっては、仕事の結果が、その人の作品としてその人の「自己を語る」ということもありますな。
そう考えると、「自己を消すことで逆説的に自己を語る」、「自分らしさのある仕事をすることで自己を語る」という二つのせめぎあいに仕事の醍醐味があるのかもしれない。


あと全然関係ないけど、仕事つながりで。
天地人上杉景勝
製造現場一筋できた中小企業社長が、M&Aされて、営業しなきゃいけなくなって、不適応起こした結果、メニエール病になった、という理解でいいのかな。