「クィア・セクソロジー―性の思いこみを解きほぐす」

クィア・セクソロジー―性の思いこみを解きほぐす」拝読。


タイトルでは「性の思いこみを解きほぐす」とあるが、
ただごろっと寝転がっているところを、きれいなお姉さんがオイルをぬりながら、全身をもみほぐしてると言う本ではない。
むしろビリーズブートのように、ふだん使わない全身の筋肉をハードに酷使することで、全身が筋肉痛になると言う感じ。


あと「クィア・セクソロジー」とあるが、近年のオーソドックスなセクソロジーの総説と言う印象を受けたが。
まあ、わたしの、オーソドックス概念がずれてるのかもしれないが。


一番印象に残ったのは、著者にとっては、音楽とセクソロジーが同じように感じるという、記述。
次作は、この点を深めて「セックスは音楽だ」みたいなタイトルで一本書いてほしい。

クィア・セクソロジー―性の思いこみを解きほぐす

クィア・セクソロジー―性の思いこみを解きほぐす