中村中様、紅白歌合戦出場

中村中さまの、紅白出場記事、ざっと読み比べ。


毎日新聞は昨日は確かに「中村さんは男性ソロシンガーとして史上初の「紅組」で出場する。」という記事だったが、さっきみたら、「中村さんは「紅組」で出場する。」と変わっていた。


だがサンスポ、スポーツニッポンは「男性ソロシンガー」での記載あり。


東京新聞は、らしいというか、「戸籍上は男性だが紅組から出場」とこだわりの表現。
読売は、全く触れずに紹介。


朝日や共同通信など、多かったのが「性同一性障害を公表した」という表現。
まあ、無難ではあるのだろうが。


以下貼り付け。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071204-00000010-maiall-ent
2007.12.4.毎日
性同一性障害を公表したシンガー・ソングライター中村中=なかむら・あたる=さん(22)らが登場。中村さんは「紅組」で出場する。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2007120502069793.html
2007.12.5.東京新聞
> 性同一性障害を公表した中村中(あたる)は、戸籍上は男性だが紅組から出場。「親孝行になった。母の年代が多く聴いてくれるので、そういう人たちへの感謝の気持ちを込めて歌いたい」。


http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200712040348.html
2007.12.4.朝日
>中村は性同一性障害を公表したシンガー・ソングライター


http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071204i511.htm
2007年12月5日8時32分 読売新聞
>AKB48、リア・ディゾンさん、中川翔子さんや中村中(あたる)さんら若手にまじり、


http://www.47news.jp/CN/200712/CN2007120401000664.html
2007/12/04 19:29 【共同通信
>初出場は、紅組が性同一性障害を公表した中村さんのほか、


http://www.sanspo.com/geino/top/gt200712/gt2007120501.html
2007.12.5.サンスポ
最高の親孝行を!中村中が紅組出場、男性ソロでは史上2人目
みそか恒例の「第58回NHK紅白歌合戦」(後7・20)の出場歌手が4日、東京都渋谷区の同局で発表された。計58組のうち8組67人が初出場で、同局では過去最多の計66人が勢ぞろいして会見した。戸籍上は男ながら性同一性障害を告白した中村中(22)が紅組で選ばれた。

• 出場歌手一覧へ
 NHKの112スタジオ。初出場を決めた66人がずらりと並ぶ壮観な光景の中央に、ロングヘアをなびかせ、スカートで脚線美を見せつけた中村がいた。
 「とても光栄です。『歌の力、歌の絆』という紅白のテーマに恥じないよう、頑張ります」
 一斉にフラッシュがたかれたカメラの前で堂々とあいさつした。
 中村は小学生の時、男の子を好きになり、心は女であることに目覚めた。それが原因でいじめを受け、学校での居場所をなくした。そんな時、心の支えになったのが歌謡曲だった。母親が口ずさんでいた研ナオコの「泣かせて」を聴いて、歌謡曲が好きになった。
 「紅白出場は母へのなによりの親孝行になりました。私の音楽をじっくりと聴いてくださる人たちも母の世代。紅白の場はすごく恩返しになる」とうれしそうに語った。女手一つで育ててくれた母の歌声が、シンガー・ソングライター中村中の礎となっているからだ。
 作詞作曲をはじめたのは中学のころ。変声期に違和感を覚え、歌うことから逃れるためにピアノやドラムなど楽器演奏に没頭。その延長上で曲作りを行うようになった。15歳で初めて書いた曲が、中村をブレークさせた「友達の詩」だった。
 高校に入って路上ライブを始め、優しく澄んだ歌声で人々の心をとらえた。平成16年にヤマハ主催の音楽祭に出場したことをきっかけに、インディーズデビュー。昨年6月に「汚れた下着」でエイベックスからメジャー。「正直に生きたい」という信念から、「友達の詩」を発売した同年9月に性同一性障害をカミングアウトした
戸籍上の男性がソロで紅組に加わるのは、一昨年のゴリエ=写真=以来、2年ぶり史上2人目。性同一性障害に対し、NHKでは「あえて説明を加えるようなことはしないし、意識していない」とPRポイントにしないことを明かした。ゲスト出演が予想される「どんだけぇ〜」のIKKO(45)らおネエキャラ全盛だが、あくまで「歌をまっすぐ届けられるように演出したい」。優しく澄んだ歌声が、大みそかのお茶の間を酔わせる


http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/12/05/03.html
12.5.スポーツニッポン
紅組出場の中村中「色は関係ない」
性同一性障害を公表しているシンガー・ソングライター中村中(なかむら・あたる、22)は、男性ソロシンガーとして初めて「紅組」で出場する。「どちらの組で出場するかは相手(局側)にゆだねること。それで紅に選んでいただけたことはうれしい」と素直に心境を語った。それでも「出場できることがもの凄くサプライズでうれしい。色はあまり関係ないし、深く考えていない」ときっぱり。「“歌の力”というテーマのもとに声をかけてくださったと思っている。歌手みょうりに尽きるし、親孝行になります」と顔をほころばせた。


http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20071204040.html
12.4.スポーツニッポン
初出場は、紅組が性同一性障害を公表した中村のほか、AKB48、中川翔子Berryz工房、℃―ute、リア・ディゾンの計6組。白組は馬場俊英と、すぎもとまさと。中村は「わたしの曲をじっくり聴いてくださる人たちに恩返しになると思う」と喜びを語った。