大島説中解決のパス要件

いわゆる大島3要件とは。
1:gid診断
2:SRS
3:独身。

だけど、大島論文読みかえすと、
・性的な外見(第2次性徴)が変容していること
・社会における性的な役割が変容していること。具体的には、家族、職場、地域社会において、新しい性に属する者として受け入れられており、服装などの点においても、新しい性に属する者としての外見をしていること。


というのものある。
つまり、パス要件というかRLE要件というか。
これは、特例法には結局はいらなかったわけで。
まあ、過去の議論を蒸し返すつもりはないけれど。


大島説では中解決というのもあって。
そこでは、SRSしてないものも、パスポートなどの性別表記を訂正すべし、というものだが。
その要件としてやはり、
・性的な外見(第2次性徴)が変容していること
・社会における性的な役割が変容していること


が挙げられている。
すると、この部分は特例法とは違う方向性での要件ということになる。
別に賛否の意見を述べるわけではないが、気がついたのでメモ。