自閉症の極端男性脳理論


私のネタ話はともかく。


学問的に、男性脳、女性脳と精神疾患との関係で有名なのは、Simon Baron-Cohenの自閉症における“The extreme male brain theory ”。
http://www.vaccinationnews.com/DailyNews/June2002/ExtremeMaleBrainTheoryAut.htm
で、ありがたいことに日本語訳もある。
http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/male-b2.html


ポイント的には
男性脳:システム化が優れた脳
・ 女性脳:共感が優れた脳
自閉症ないしアスペルガーなどの自閉症スペクトラムは「極端男性脳」。すなわち、極端にシステム化が優れ、共感能力の低い状態。


というもの。
> 自閉症の極端男性脳理論は,最初に,ハンス アスペルガーによって1944年に非公式に提案された.彼は,‘自閉症のパーソナリティは,男性知能の極端バリアントである.正常バリエーションの範囲内でさえも,知能に典型的性差を見い出す.自閉症者においては,男性パターンが極端まで過度になっている.’と記載している.


だそうなので、あながちトンデモ理論でもなく、それなりに有力な仮説のようだ。