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講演会：性同一性障害は「疾患」 藤村梨沙さん、理解求める−−鳥取 ／鳥取
性的マイノリティーの人権問題や男女共同参画について活動を続けている鳥取市のデジタルカメラ講師、藤村梨沙さん（４３）を迎えた講演会が５日、同市気高町浜村の気高地区保健センター「ゆうゆう健康館けたか」で開かれた。市男女共同参画推進会議西ブロックなどが主催し、集まった約２００人が、自らも性同一性障害を抱える藤村さんの話に耳を傾けた。
講演会で藤村さんは、性同一性障害が医学的な「疾患」であると説明。周囲の理解不足に苦しみながらも、市に働きかけて書類から不必要な性別欄の記載を削除させたことなどを語った。藤村さんは「一人でも、声を上げたら国も法律も変えられるかもしれない。あきらめないでほしい」と訴えた。【田辺佑介】
２月６日朝刊
（毎日新聞） - 2月6日13時3分更新
