大河ドラマは、放映される時々の時代精神の反映だという説がある。
たとえば。
1997:毛利元就:不景気下での中小企業の生き残り。
1998:元禄繚乱:倒産した会社の残務整理。
2001:北条時宗:巨大外資の攻勢に対する日本の抵抗。
2002:利家とまつ:リストラされた会社員の復活劇。
その流れで行くと、大河ドラマ「功名が辻」が反映する今年の時代精神は、
「妻の内助の功で、小出世する男性会社員」
か。
なんだか。
で、実際テレビを見ると、
舘ひろしの織田信長は、勘弁して欲しい。しわが多過ぎる。何年か前の反町隆史の信長と比べ、美しさが違いすぎ。
あと、秀吉を柄本明とか、おねを浅野ゆう子とか。
なんでしわだらけの人ばかり出すのだろうか。
まあ、高齢化社会を迎えて、50歳ぐらいじゃ、まだまだ若造、というのであれば、確かに時代の反映なのだけど。