「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」書評集。

瀬名秀明氏のブログで、「私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来」が紹介されていた。


うれしくなったので、調子こいて、blog書評引用集作成。


瀬名秀明の時空の旅
http://senahideaki.cocolog-nifty.com/book/2005/11/post_d38e.html
>なぜ個人の身体でなく社会を変えないのか、というのが著者の主張であり、ここには女性権利運動やゲイ・レズビアン運動と同列の視点がある。本書では結合双生児に対して単生者(singleton)という言葉を使っているが、読み進めてゆくと単生者のほうが障害者のように思えてくる。


ジャーナリスト石井政之blog
http://masaishii.cocolog-nifty.com/blog/2004/12/post_5.html
>今年読んだベストブックは、『私たちの仲間』(針間克己翻訳 緑風出版)に決定。このテーマでこれほど学術的にレベルの高いものの翻訳はでないと思っていたためです。書き手にガッツがあれば何でも表現できる、と思えるいい本でした。


KaniWebまたはかに日記
http://d.hatena.ne.jp/kaniza/20050714/p1
>これは、いままで読んだ本の中でもベストの部類に入る名著だ。感動した。


日々是魚を蹴る
http://d.hatena.ne.jp/walkeri/20050712
>著者の鉾先は一貫して、ユニークな身体を持って生まれてきた人々を排除しがちな私たちの社会に対して向けられている。「障害とは動かない足ではなく、スロープを作らないことだ」という印象的なフレーズが示すように、結合双生児を障害者と見なしたとき、そこには鏡に映したように、私たちの社会の持つ障害が姿を現しているのである。


K'sの徒然
http://akira.moe-nifty.com/ks_diary_/2005/11/post_9b01_1.html
>必ずしも結合双生児の分離が彼らの幸せをもたらすものとは限らず、様々な視点からの考えの必要性を示唆してくれる。


キニナルコトバ
http://blog.zaq.ne.jp/kininarukotoba/article/121/
>その紹介文の中の、ある一文が目にとまる。

「つまり障害とは『動かない足ではなく、スロープを作らないことだ』」


感謝。感謝。

私たちの仲間―結合双生児と多様な身体の未来

私たちの仲間―結合双生児と多様な身体の未来