テムズ川をはさんでロンドン塔の対岸に、Clink Prison Museum（クリンク刑務所博物館）がある。
http://www.clink.co.uk/
英語で「clink」は刑務所という意味があるが、その由来となったところだ。
そもそも、「clink」とは、金具などが「チリンチリン鳴る」という意味だ。
「Clink Prison」とは、手枷、足枷などが、チリンチリン鳴るところから、そうなづけられたらしい。
Clink Prisonは12世紀初頭、ウィンチェスター主教によって建てられた。
当時、売春宿の規制が行われ、その違反者の売春婦や客が入れられたという。
その後、16世紀には、異端者が入れられたそうだ。
内部の写真撮影は禁止なので、ここでは見せられないが。
小規模ながら、実際使われていた拘束道具も展示され、当時の刑務所を知るには格好の場所である。
