オペラ座の怪人

ファントムペニスではなく、ファントムメナスでもなく、the phantom of the operaオペラ座の怪人をDVDでみる。

オペラ座の怪人 通常版 [DVD]

オペラ座の怪人 通常版 [DVD]


本当は、こういうのは、舞台で見るべきだし。
せめて映画なら、映画館で見たいところだが。


しかし、とほほに、DVDで。


あらすじは。


歌姫のヒロイン。
オペラ座の怪人:独特な顔を持つ。音楽の才能あり。ヒロインの音楽の師匠。
ボンボンのハンサム:ヒロインの幼馴染。


3人が主人公で、ヒロインがどっちの男とるか悩む話。


で、結果的には、
「醜いのは、あなたの顔ではなくて、あなたの心よ」
とヒロインがいって、オペラ座の怪人を振って、ハンサム君を選ぶ。


まあ、ありがちなせりふだが、いやなせりふ。
顔が独特だったがゆえに、幼少時よりずっと虐待されて、性格もゆがんだわけで。
それを「醜いのは、あなたの顔ではなくて、あなたの心よ」なんていわれた日には。


ヒロインは、言い訳などしないで、「私はハンサムな金持ちが好きなの」と正直に言えばいいのだ。


まあ、振られたからこそ、オペラ座の怪人の孤高ぶりが際立つわけだが。


しかし、ダースベイダーもそうだが、
「独特な顔を持つ人」イコール「ダークサイドに落ちた天才」みたいなステレオタイプはやめてほしい気も。


ユニークフェイス的感想はどうなのか、石井政之氏に聞いてみたいところではある。