保坂展人

山花郁夫石毛えい子も落選ですか。
今野東、斉藤淳、・・・、アガサクリスティの小説のように。


埼玉医大関係見つけたので一応メモ。
山口泰明埼玉医大顧問
>また、埼玉医科大学理事長の丸木清浩は、母方の祖父原次郎の親戚にあたります。親族には医療関係者が多くおります。
http://www.taimei.tv/


三ツ林隆志埼玉医大理事
>昭和53年3月 埼玉医科大学卒業
昭和57年3月 埼玉医科大学大学院修了
http://www.asahi-net.or.jp/~ss9t-mtby/


それはさておき。
やはりすごいのは、保坂展人
あちこちのニュースで報道されているが。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050912AT1G1200J12092005.html
二つの奇跡重なり当選。
奇跡その1
比例代表東京ブロックで自民党が大勝、8人まで当選できるところを候補者が足りなかったため、
8人目がいなくて、自民党の代わりに社民党に一人分の枠がまわる。

奇跡その2
>重複立候補した社民党の上位の候補者が、小選挙区で有効投票の10%を得られず、比例単独で立候補していた保坂氏に議席が回る“幸運”もあった。


つまり、比例名簿1位の人は、有効投票の10%を得られず、失格となった次第。


で、マスコミは書いていないのだが、小選挙区比例区、重複立候補していて、10%に満たない場合は、失格になるというのは、実は、保坂氏の1996年の当選がきっかけでできたもの。


>1996年、土井たか子に乞われ、社民党より衆議院第41回総選挙に立候補し、当選。しかし、小選挙区で供託金没収の惨敗でありながら、重複立候補した比例代表区で当選したため、「ゾンビ議員」と批判された。そのため、小選挙区で供託金を没収された候補は、比例区で当選できないよう公職選挙法が改正された。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E5%9D%82%E5%B1%95%E4%BA%BA


保坂氏は、どんな選挙制度でも当選してしまう化け物のようなツキがあるのかもしれない。


しかし、この「奇跡2」は、実は、保坂氏に限ったことではない。
比例区東京、共産、と、比例区北関東、社民でも同様の現象が起きている。


比例区北関東社民
1土屋富久 落選
1山口睦子 落選
1猿田玲  落選
日森文尋 当選

土屋、山口、猿田の3名はいずれも法定得票率10%を獲得できず、比例区当選の資格なし。
よって、社民党当選枠1名は、比例区のみの立候補だった日森氏が当選した次第。
ぶっちゃけた話、日森氏が小選挙区に立候補して、猿田氏は小選挙区に立候補せず、比例区にのみ名簿順位4位になっていたら、おそらく当選していたのである。


まあ、理解しがたい選挙制度であることは確かだ。