「ブラックジャックによろしく」にぱくられる風野先生の爪の垢でも煮込んで食したいものだが。
名コンテンツ、精神科薬広告図像集を作るほどの能力もなければ、そもそも精神科の薬そんなに知らないし。
というわけで、企画をぱくって、「ED治療薬広告図像のイコノロジー」に挑戦。
本日は、「レビトラ」。
http://www.ed-netclinic.com/index.php
まあ、解説するのも本当は野暮だが。
まずは、絵柄の建前的意味。
レビトラのシンボルは「火」。
レビトラの意味が「le(男の冠詞)+vitra(命)」なので、
火は、「男の生命」という意味だろう。
すると、マッチは、「男の命を灯す」という意味となる。
つまり、勃起障害によって、いったん命がなくなった男性を再び、勃起可能とさせることでよみがえらせる、という意味となる。
次が隠された意味。
と、もったいぶるまでもなく、見れば分かるのだが。
マッチはペニスである。
ご丁寧に、先っぽに亀頭まである。
で更に注目すべきは、マッチの角度。
真下に垂れ下がった状態(時計の6時の方向)から、115度の角度がついている。
これは、勃起せず垂れ下がった状態から、ほどよく勃起した角度を暗示している。
もちろん、180度でもいいのだが、それは勃起としては、そそり立ち過ぎて、中高年にとってはリアリティにかける。
というわけで、115度である。
この115度は重要なので覚えておきたい。