「帰ってきたもてない男」

帰ってきたもてない男」を読む。

帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて (ちくま新書 (546))

帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて (ちくま新書 (546))

面白い。
小谷野敦は、恋愛に関する文学的薀蓄は知っていても、恋愛そのものは何も分かってないところが良い。


そもそも「もてない」の定義がすごい。
「自分が好きになる女から好かれない」
場合に、彼は「もてない」というらしく、好きでない人からいくら好かれてもダメだそうだ。
で、好きになるのは、彼にふさわしい、高学歴かつ美人な女性だそうだ。


身の程知らずと批判するのは簡単だけど。