本日、徘徊していたら、やたら女子大生が多い。
どうしてかと思ったら、某大学の学園祭であった。
それで思い出したのが、恋人リサーチ。
恋人リサーチねたは、あほくさいので、日記に書くつもりはなかった。
しかし、検索したところ、ネット上あまりきちんと言及したものがなかったので、風俗史的に学術的価値があると判断し、今日書くことにした。
恋人リサーチとは。
概念:
1980年代、学園祭においてよくみられた、恋人を探すための一手段。
具体的方法:
1. 学園祭において、女子大生等に、かたっぱしから、「ねえ、恋人リサーチやらない」と声をかける。
2. 女子大生が「えー」などと抵抗した場合、「お金かからないし、○○大生とつきあえるかもよ」と、甘い言葉で安心させる。
3. そして、所定の用紙(通常はがき大程度)に、プロフィールを書き込んでもらう。
記入例
「蕨女子短大心理学科2年A.J。
趣味:ドライブとカラオケ。
好きな男のタイプ:さわやかな人。
一言:誰か私をお台場に連れて行ってください。」
4.所定の用紙へのプロフィールとは別に電話番号も聞いておく。
5.プロフィールは、サークルの屋台の隣にある掲示板に貼り付ける。
6.その掲示板を、ほかの男が見る。
7.気に入ったプロフィールの子の電話番号を300円ぐらい払い、主催者に教えてもらう。
以上が、表向きマニュアル。
プロフィールを記入する女子大生は、「私のプロフィールを見た、○○大生の誰かが私に電話してくれるかも」と、期待するという次第。
以下は裏マニュアルというか、その実態。
1. プロフィールを書いた時点で、ひそかにランク付けが行われる。
2. 容姿端麗なもの、性行動が積極的と思われるものに高得点がつく。
3. ランクの一番良いものは、主催者のポケットにしまわれる。
4. そして、学園祭終了後、その主催者が、高ランク者に電話を個人的にかけまくる。
5. 次のランクのものは、主催者の友人に無料で配布される。
6. そして、学園祭終了後、個人的デート目的ないしは、合コン目的で電話をかけまくる。
7. ランクの低いもののプロフィールは、掲示板に張り出される。
8. そういったプロフィールは、もてないけど性欲旺盛な男、女子大生好きおやじ、エロ電話趣味のもの、などがまとめて何十人分と買いあさる。
9. そして、しつこく電話をかけまくる。
すなわち、高ランクの女性は、遊び人に遊ばれ、低ランクの女性は怪しい男につきまとわれる、ということだ。
いずれにせよ、ろくなことはない。
ということで最近は廃れてきたたようだ。
以下のブログは、割とまともな、恋人リサーチ体験談。
けっこう、ありがちな話で、ほのぼのとして笑えた。
http://nakachan.exblog.jp/299256/
追記。
下記サイトによると、81年出現、89年問題化らしい。
http://www31.ocn.ne.jp/~tobi_dai/k50/library/his07.html