マツケンサンバはカブキものの侍


昨日の日記のコメントを読んで思ったのだが。


要するにマツケンサンバは、侍は侍でも、

「保守的、禁欲的、ワンパターンな、江戸時代の官僚的侍」から、
「革新的、快楽的、なんでもありの、戦国時代のかぶきものの侍」
へのパラダイム転換であったと理解するのが良いであろう。


松平健の民営化というか。


あと、今日の朝日新聞社説の文体がかなり気になる。


>温泉 いま風の湯治もいいね
 あーあ、いいお湯だった。やっぱり、温泉はくつろぐわね。この連休でも、温泉を楽しむ女性のグループや家族連れが目立ったわね。
 そういえば、去年の夏、温泉の不正表示が問題になったでしょう。環境省温泉法という法律の施行規則を改正して、24日から表示を変えるという話よ。(以下略)

http://www.asahi.com/paper/editorial.html?t#syasetu2


聞くところによれば、朝日新聞の社説は、10数名の中高年男性論説委員が会議して、書くことを決めるそうだが。
それにしては中途半端に女っぽい文体。
社説が男文から女文へ性別移行するのだろうか。
それならそれでかまわないが。


最後に5月5日でこいのぼりもちょっと気になる。
こいのぼりは、家父長制のシンボルのように思われがちだが、よくみると、一番上にレインボーフラッグのようなものが。
でも調べてみれば、あれは吹流しで、色は5色。


>「五色」(ごしき)は、古代中国の「五行説」(ごぎょうせつ)に由来しています。万物は、木・火・土・金・水の五つの要素で形成されているとの考え方です。
>木は青・火は赤・土は黄・金は白・水は黒を表現しています。


だそうだ。
http://www.kougetsu.co.jp/gosiki.htm

ちょっと残念なような。