「Shall We マツケンサンバ?」

マツケンサンバII

マツケンサンバII


最近知った話だが、3月8日の「マツケンサンバⅡin東京ドーム」で東大医科学研究所チームが出場し、激戦を勝ち抜き、マツケンの後ろで踊る2チームに選ばれたとか。


> 2部で松平のバックダンサーを務めたのが、コンテストの優秀チームだった「東大医科学研究所付属病院チーム」と「オフィス橘 スタジオE−steps」の2組。「東大−」は心臓外科医、看護士らで構成され、マツケン役の心臓外科医は学会を休んでの参加という。「オフィス橘−」は小学1年から50代女性の約30人で、鮮やかなラインダンスも披露していた。
http://matsuken-tokyodome.nikkansports.com/


ちなみに、私が入手した情報に寄れば、「学会を休んで」は


>これも患者さんの診療のために学会への出発を一日遅らせることになったのであり、マツケンサンバとは関係のないものだった。


そうだが。


「やはり、日本人の中年期危機には、ダンスより、マツケンサンバだな」とか
「俺も医科研に勤めていれば今頃は」
「『看護士』でなく『看護師』だろ」
とか、思いつつ。


マツケンサンバといえば2005年2月17日付けのニューヨークタイムスでも記事に取り上げられ、伏見憲明さんの以下のコメント。


>The shows also developed a following in Japan's gay subculture, said Noriaki Fushimi, a gay author and lecturer on sociology at Meiji Gakuin University. The image of "Matsuken" (as Mr. Matsudaira is familiarly known) featured prominently in gay festivals last year in Sapporo, in northern Japan, and Shinjuku 2-chome, the gay district in Tokyo. "Matsuken's original image was that of a samurai, a macho image," Mr. Fushimi said. "And there was a huge impact when someone who had a macho image, a sophisticated samurai image, absorbed a kind of femininity."
(侍役でマッチョなイメージだった、松平健が、ゲイフェスティバルのようなことやりだしたので、すごいインパクトです)
Log In - New York Times
n個のヲタとマツケンサンバ: カトラー:katolerのマーケティング言論
マツケンナイトフィーバー……NYタイムスにマツケン登場:地獄変00


また、マツケンサンバは、隠れゲイだったマツケンのカミングアウトだ、という見解もあるようだ。
ゲイカルチャーが支える2005年のエンタメ: カトラー:katolerのマーケティング言論


などなど読んでいて、思いついたのが、「Shall We マツケンサンバ?」という映画。
こんなストーリー。


「主人公は、中年を迎えようとする男性医師。
診療に研究にこれまで充実した人生を送っていた。
でも心のそこには、何かむなしさ、何か違和感を感じていた。
そんなある日、ふと目にしたマツケンサンバ
それ以来、彼は、仕事が終わったあと、マツケンサンバの練習に打ち込み出す。
着物を着て、かつらをかぶり、化粧の練習も。
そしてフィナーレ。
コンテストを勝ち抜き、東京ドームのお立ち台で、マツケンとともに踊るカーニバル。
興奮がクライマックスに達したとき、彼は出会う。
今まで心のそこに眠っていた本当の自分の姿に。」