秀才男子を育てる! ラ・サール学園 寮めしレシピ

「秀才男子を育てる! ラ・サール学園 寮めしレシピ」を読む。
こんな本が出るとは、社員食堂ブームもここまで来たかという感じ。


読むとおいしそうなものが並んでいる。
最近の若者はいいものを食べているんだな。
一番おいしい魚の「シイラ」がないのが残念だが。


本のタイトルに「秀才男子を育てる!」とあるが。
寮めしで大事なのは、何を食べるかではなく、どう食べるかである。


昼飯の場合、午前中の授業が終われば、教室から寮食堂までの約200メートルを全力疾走する。
そして、テーブルにならんだ、食事の中で、一番多い量の食事を確保する。
さらに、全速力で食べる。
一食目を食べ終わり、まだテーブルに食事が残っている場合は、自分が食べた食器をすかさずテーブルの下に隠し、二食目を食べる。(これを専門用語で「ダブる」と呼ぶ)。
さらに余力があれば、同様に三食目に。(「トリプる」)。
このようにして、発育時に必要なカロリーとたんぱく質を確保する。
のんびり歩けば、食事などは残っていない。


かくして、受験戦争を戦い抜く、体力と闘争心を、培っていくのである。


そうしたわけで、私はいまだに立食形式の懇親会やパーティーでは、誰よりも早く、乾杯と同時に食事へとダッシュする・・・・・。

秀才男子を育てる! ラ・サール学園 寮めしレシピ

秀才男子を育てる! ラ・サール学園 寮めしレシピ