<gid.jp 8月 東京交流会のご案内>

gid.jp 8月 東京交流会のご案内>

テーマ 「東京支部世話人の自己紹介と私達の体験談」

今回は会場の都合で、参加人数を40名限定にこぢんまりと開催することになりま
した。

そこで講演者の話を聞いて自分たちの知識を深めるような交流会ではなく、東京
支部世話人の体験談をお聞きいただきながら、それをきっかけとして皆さんと情
報交換・コミュニケーションの輪を広げられたら良いなと企画いたしました。

それぞれの世話人がお話しさせていただくテーマは、以下を予定しています。
「パートナーとの関わり」、「カミングアウト」、「性他人(パスについて)」、
「在職カミングアウト」、「ホルモン治療をしない選択」、「頑張らないトラン
ス」、「ナグモSRS」、「カミングアウト(家族編)」、「ホルモン治療」

また、私達が一方的にお話しするのではなく、補足・質問があれば皆さんからも
お話しいただき、より深みのある内容にして行きたいと思っています。

グループ交流会ではそれぞれの世話人の話した内容ごとにグループを作り、より
詳しい情報交換の場にしたいと考えています。
このように、アットホームな交流会を目指します。

そのため、今回は参加される方全員の予約が必要になります。面倒をおかけいた
しますが、なにとぞご理解、ご協力をお願いいたします。
また、通常より一時間早い13時開催なのでご注意ください。

お茶菓子、お茶は会で用意いたしますが、差し入れは大歓迎です。
みなさんでシェアしていただきましょう。ただし、アルコール飲料はご遠慮くだ
さい。
みなさまのご参加を、ぜひお待ちしております。


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【主催】 性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会

【日時】 8月22日(土)13時〜18時30分 (開場 12時30分)

12:30 受け付け開始
13:00 開会
13:10 世話人自己紹介及び体験談&補足・質疑応答
14:45 全体交流会
16:00 グループ交流会(60分)
17:00 各グループ交流会総括
17:20 個別交流会
18:00 閉会、全員であと片付け
18:20 懇親会会場に移動
18:30 懇親会

※ 時間が長時間になっておりますが、途中参加、途中退席ももちろんOKです。
また、今回は多くのリクエストにお応えし、懇親会開始の時間を大幅に早めてみ
ました。
奮ってご参加いただき、コミュニケーションの輪を広げていただければ幸いです。

【会場】

東京都内の公共会館
(予約いただきますと、場所をご連絡いたします)

【参加費】
gid.jp 会員  500円 (会員のご家族・パートナーも含む)
一般    1,000円

【内容】
・パートナーとの関わり
・カミングアウト
・性他人(パスについて)
・在職カミングアウト
・ホルモン治療をしない選択
・頑張らないトランス
・ナグモSRS
・カミングアウト(家族編)
・ホルモン治療

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【参加申込】
参加される方のお名前(通称可)と、参加人数をお書きになり、
meeting-tokyo☆gid.jp (☆は、@に変更ください) まで、お申し込みくだ
さい。
折り返し、開催場所と詳しい案内をお知らせ致します。
gid.jp会員の方でも予約は必要です。

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【懇親会】
交流会終了後、会場を変えて懇親会を行います。
参加費用は、別途実費になります(2500円〜3000円程度)
場所は、当日ご案内いたします。
懇親会だけの参加も可能ですので、お問い合わせください。

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【参加資格】
gid.jp会員の方、GID当事者の方、およびそのご家族、ご友人の方、支援者の方、
研究者の方などGIDに理解のある方であればどなたでもご参加いただけます。
また、GIDに関して相談したい方、gid.jpの活動に興味のある方などもどうぞご
参加ください。 初めての方でも、歓迎致します。
※ 取材や研究目的での来場は、お断りいたします。

【その他】
お茶、お菓子をご用意いたします。差し入れ、持ち込み歓迎です。
<差し入れ、持ち込みいただける方へのお願い>
アルコール飲料はご遠慮ください
※ 切り分ける必要がなく、そのまま配れるものでお願いいたします。

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案内HP http://gid.jp/html/meeting/index.html
会のHP http://gid.jp

言葉知られても受け入れ進まず=「性同一性障害」で意識調査

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009080800051
言葉知られても受け入れ進まず=「性同一性障害」で意識調査
 体の性と心の性が一致しない「性同一性障害」について、言葉はほとんどの人が知っているものの、受け入れる社会になっていると考える人は3人に1人程度にすぎないことが8日、理解促進活動を行っている「『GID性同一性障害)シンポジウム2009』実行委員会」が実施したアンケートで分かった。
 アンケートは、一定要件を満たせば戸籍の性別を変更できる性同一性障害特例法が施行されて7月で5年となったことから、一般の認識の変化などを調べるため、全国の男女1038人を対象にインターネットを通じて行った。最高裁によると、2007年度末までに性別変更が認められたのは841件。
 アンケートによると、「性同一性障害」という言葉について、「知っている」と回答したのは85.2%。「なんとなく聞いたことがある」を合わせると99.5%に上った。どのような病気かについても「知っている」と「およそ知っている」の合計は96.6%に達した。
 一方、「現在の社会が当事者を受け入れる社会になっていると思うか」との問いに「なっている」としたのはわずか0.7%。「ある程度」を合わせても36.3%にとどまった。
 「友人・知人」または「家族」が性同一性障害だった場合、事実をオープンにできるかでは、「できない」「おそらくできない」としたのは友人・知人の場合39.6%。家族では66.5%となった。(2009/08/08-05:27)


http://sankei.jp.msn.com/life/body/090808/bdy0908080829001-n1.htm
サンケイ
【集う】第1回GIDシンポジウム2009
2009.8.8 08:21
 □3日、東京・丸の内の丸ビルホール&コンファレンススクエア

 ■認知度高くなったものの…

 この夏、GIDについて考える−。こんなサブタイトルの付いたシンポジウムが、東京駅前の丸ビルで開かれた。

 GIDとは「性同一性障害」の略である。聴衆約70人のうち3分の1が、体は男性なのに心が女性、あるいはその逆の人たちだ。GIDは体の性と心の性とが一致せず、違和感に悩み苦しむ。シンポジウム実行委員会によれば、この10年間に医療機関を受診したGID患者の数は、5千から6千人にも上る。

 GIDの当事者や精神科医法律学者ら計4人のパネリストによる討論形式でシンポジウムは進んだ。

 約千人を対象に実行委員会が実施したアンケートでは、85・2%が「性同一性障害を知っている」と回答したものの、63・7%が「受け入れる社会になっていない」と答えていた。

 パネリストの1人で、3年前に性別適合手術を受けて戸籍も女性に変更したモデルの椿姫彩菜さんは「かつては白眼視されたけど、いまはテレビの報道番組やドラマの影響で、認知度は高い。それなのに当事者が住みやすい社会になっていない。不便なことも多い」と訴える。

 受け入れるハードルが高いのが家族であることもアンケートで分かった。

 ホルモン療法を受けている和光大非常勤講師の野宮亜紀さんは「息子が娘になったり、娘が息子になったりすると親はどうしても戸惑い、悩んでしまう」と話す。まずは家族ら身近な人の理解が求められる。

 戸籍の性別を変更できる特例法は平成15年7月に成立し、昨年12月には改正特例法も施行されたが、問題点は多い。

 九州国際大法学部教授の大島俊之さんは「日本はまだまだ遅れていて法的にもすっきりしない」と締めくくった。(木村良一)