ブルーボーイ事件の真相?


行政書士 徳生事務所」と言うサイト、興味深い。
http://www.hpmix.com/home/toku/g/index.htm


性同一性障害の戸籍の特例法
http://www.hpmix.com/home/toku/g/E3.htm
>1997年7月、日本精神神経学会性同一性障害に関する特別委員会から「性同一性障害に関する答申と提言」が発表され、治療のガイドラインにより、性別適合手術が行われた。
これにより手術を行った医師が処罰されました。
このブルーボーイ事件依頼、母体保護法28条により困難とされてきた手術が見直され性同一性障害者が社会的に認知されるきっかけとなりました。


いきなり原科先生逮捕ですか????


性同一性障害とは「生物学的には、性別が明らかであるにも関わらず、心理的にはそれとは別の性であるとの持続的な確信を持ち、かつ、自己を身体的、社会的に他の性別に適合させようとする意志を有するものであって、2人以上の医師の診断が一致していること。


これは、特例法の「性同一性障害者」の定義であって、「性同一性障害」の定義ではないのだが。


>医師の診断書の記載事項
http://www.hpmix.com/home/toku/g/E10.htm
>外国で手術を行った場合には、外国語の診断書を提出しますが、訳文も添付することが必要です。


添付資料としての手術の診断書と、精神科医が作成する診断書は別物なのだが。


>氏名の変更
http://www.hpmix.com/home/toku/g/E12.htm
>以前、埼玉医科大学で性転換手術を行った方が、名の変更を申立たのですが、当時は認められませんでした。
しかし、性同一性障害者の戸籍の特例法が成立した今、名の変更は認められる方向にはあります。


本当かなあ。1997年頃より、ほぼ認められていると思うけど。


まあ、あんまり、人様のサイトにつっこみ入れても仕方ないけど。
一応専門職の作ってるサイトのようだし、ありがちな間違いも多いので、ブログ上で大人げなく、つっこみました。

全国人権・同和教育研究大会閉幕 「新たな人権」を提起

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000022-nnp-kyu
全国人権・同和教育研究大会閉幕 「新たな人権」を提起


 宮崎県内の3市で開かれた「第57回全国人権・同和教育研究大会」(全国同和教育研究協議会など主催、西日本新聞社など後援)は28日、3日間の日程を終え閉幕した。障害者やハンセン病などさまざまなテーマへの取り組みが報告される中、特に注目を集めたのが「性の多様性」を訴えた高校教諭の講演。現代社会に求められる「新しい人権問題」の一断面として取材した。 (社会部・東憲昭)


 「男として生まれたけれど、小学生のころから手作りスカートをひそかにはいていました」

 京都府立高の数学教諭土肥いつき(旧謙一郎)さん(43)は、自らの「トランス・ジェンダー(TG)」体験を打ち明けた。通路にも座り込んだ千人を超す参加者はじっと耳を傾けた。

 TGは、肉体的な性を超えて生きようとすること。異性の服装をするレベルもあれば、社会的な性分業(ジェンダー)の拒絶、性器への違和感から性別適合手術を選択する人まで幅広い。

 人気テレビドラマのテーマに取り上げられるなど急速に知られるようになった「性同一性障害」は、TGの中でも性的違和感が医学的な診断レベルまで強い人に限られる。「生まれつきの性に何らかの違和感を持つ人」としてとらえればTGは千人に一人の割合ともいわれる。土肥さんも言った。「この会場にもきっといるんです」

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 主催者によると、TGなど「多様な性」をテーマに当事者が報告するのは、同大会で初めて。「同和教育研究大会」という名称だった大会名に六年前から「人権」の二文字を加え、幅広く少数者の権利擁護をテーマにした流れと呼応する。

 土肥さんは「自分は変態なんやないかと悩み、自分を好きになれなかった」と繰り返した。その悩みは、いわれなき差別にさらされた子どもたちの心と重なった。

 「教師として被差別部落生まれや在日外国人の生徒とかかわることで、私は自分をさらけ出せた。『信頼できる人には本当の自分を話してごらん』という彼らへの問い掛けを自分にも向けることができて、ようやく自分を好きになれました」。四年前から女性ホルモン投与の治療を始め、外観もひげ面から長髪姿にして、戸籍名も昨年変えた土肥さんはそう語った。

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 障害者、高齢者、外国人、女性…。同和問題をその他「少数者」の問題解決と連動させて考える取り組みは、本大会だけでない。昨年九月に開かれた福岡市同和教育研究大会の全体会のテーマは、かつての不登校だった児童・生徒らが通う「夜間中学」だった。

 土肥さんは講演後、取材に「少数派というだけで優劣の対象にされていいはずがない」と語った。講演を聞いた大分県の高校女性教諭(33)は「差別はいけない、という精神論に終わらせず、常にマイノリティー(少数者)の声を聞くことが社会の仕組みを変えることにつながるのでは」と感想を述べた。土肥さんの「告白」は、今後の反差別運動に必要な「すそ野の広さ」を象徴するような問題提起となった。

西日本新聞) - 11月29日2時20分更新