トリビア

水曜日ということで、トリビアねたを2つ。
ネタ本は、しつこく引用した Transgenderism and Intersexuality in Childhood and Adolescence: Making Choicesより。
引用は今日で最後。

・ 「最初のポストオペMTFは、男に戻った。」

ネタ部分の訳。
P157
最初のMTFのSRSは、ベルリンで1920年に行われた。
患者はHirschefeldの紹介で、外科医を受診した。
まず、睾丸が切除された。
1年後の1921年、卵巣が移植された。
外科医はペニスを切除してくれという患者の希望に応じる勇気はなかった。
その代わり、ペニスを会陰部の皮下に隠し、陰嚢皮弁を利用し、腟状のものを形成した。
興味深いことに、後に、その患者は、異性装と性転換への願望をなくし、男性ライフスタイルへと戻り、再び手術を受け、女性と一緒に暮らし、外国へ行き、医師として働いた。

・ 「ナチドイツで、法的性別変更が認められていた」

P160
法的な性別変更は、スイスの裁判所や、ナチドイツの登記係で認められていた。
このことは意外に思われるかもしれない。
多くの同性愛者、異性装者、性転換者が、収容所送りされていたからである。


というわけで、引用したこと以上のことは分かりませんが。
何へー、だろうか。