映画

愛と誠

gleeの新シーズンを借りるはずが、つい「愛と誠」を借りてしまった。 噂どおりの、昭和歌謡トンデモミュージカルで、どんびき。 得意の早回しでがんがん進む。 でもだんだんなれるに従い面白くなり。 特に後半の花園実業の始まり部分は、近未来世紀末マッド…

ピープルvsジョージ・ルーカス

「ピープルvsジョージ・ルーカス」をツタヤで借りて見た。 実に秀逸。 ファンがスターウォーズについてあれこれ論じるのだが。 最初はどうでもよいことのようと思っても、ファンの熱弁を聞くとなるほどと思えてくる。 ジョージルーカスが最初、映画界にチャ…

グレート・ディベーター 挑戦者たち

「グレート・ディベーター 挑戦者たち」見る。1930年台のアメリカ、黒人の大学生の話。 ディベートで差別と闘う姿がかっこいい。 ひとつひとつの言葉が胸に響いてくる。 (白人弁士:白人と黒人がいつか一緒に学ぶ日が来るといいが、今ではありません。) (…

テンペスト

「テンペスト」見た。 http://www.tfc-movie.net/tempest/シェークスピアの原作では男主人公Prosperoは、女性のProsperaに。 語尾がaだと、英語だと女性名に変わるのだな。 最後、主人公は、魔法を捨てるべく、魔法の杖を折る。 テンペストは、シェークスピ…

女として生きる

「女として生きる」やっと見た。 http://onnatoshite.rll.jp/ 面白い、というより貴重なドキュメンタリー映画だと思った。 100分と長いが、その分じっくりと記録されている。 娯楽のための「ニューハーフ」でもなく、 医療のための「性同一性障害」でもなく…

リミットレス

「リミットレス」見た。 通常は20%しか使用されていない脳を100%活性化させる新薬を主人公が飲んで、という話。 で、薬飲んで、どうなるかと思ったら、知覚過敏や知覚変容が起こり、効果すぐなくなるし、依存性は高いし、で、 覚醒剤かLSDかという感…

あしたのパスタはアルデンテ

ツタヤにはいったので、「あしたのパスタはアルデンテ」みた。 ゲイの兄弟の、家族へのカムアウトをめぐる話。 ゲイの友達が家に来るシーンは笑えた。 また、皆が海で戯れるれるシーンは、美しかった。 ヒロインも魅力的だった。 ゲイ映画でも、女性を一人混…

「The Cinema of the Anno, 2011」

映画版もつくってみた。 映画は豊作。 3作だけど。 1.「僕らの未来」 http://d.hatena.ne.jp/annojo/20110929#p1 PFF審査員特別賞受賞。バンクーバー国際映画祭にも出品。 http://pff.jp/33rd/lineup_award15.html 2.「Coming Out Story」 主演女優、土肥い…

Glee

Gleeのシーズン2が、ようやくツタヤで借りられるようになったが、相変わらず面白い。 5話6話を見たが。 5話では、「Sweet Transvestite」という曲が歌われ香ばしい。 「I'm just a Sweet Transvestite from Transexual, Transylvania.」 という歌詞も、トラ…

『オールモスト・フェイマス-未配給映画探訪』連動企画『僕らの未来』トーク付き上映(ゲスト:飯塚花笑、針間克己)

http://www.uplink.co.jp/factory/log/004182.php 『オールモスト・フェイマス-未配給映画探訪』連動企画『僕らの未来』トーク付き上映(ゲスト:飯塚花笑、針間克己) ウェブマガジンwebDICEで連載中、まだ劇場公開されていない期待の作品や映画作家を紹介…

「Coming Out Story」

映画「Coming Out Story」、鑑賞。 http://www.coming-out-story.com/ http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=12353 以下公的感想。「土肥いつきさんと、まわりの人々のドキュメンタリー。 タイトルは「Coming Out Story」だが、テレビ…

「僕らの未来」

「僕らの未来」、見た。 http://pff.jp/33rd/lineup_award15.html http://www.webdice.jp/dice/detail/3230/よかった。 FTMの大学生の監督さんが撮った、FTMの高校生の話。 主役を演じるのもたぶん本物のFTM。 だからというわけでもないだろうが、圧倒的にリ…

ブラック・スワン

「ブラック・スワン」鑑賞。 面白かった。 ナタリー・ポートマン演じるバレリーナが、白鳥の湖の主役に選ばれて。 その後、幻覚妄想らしき精神症状が出現するが、ストーリー的に統合失調症の発症ではなく、解離症状とみるべきだろう。 この解離は、母親の「…

エリザベス

映画「エリザベス」鑑賞。 雑誌の「くいーん」や、神田須田町にあったエリザベスは多少知っているが、女王のエリザベスについてはあまり知らなかったので大変興味深かった。 お見合い相手のフランス王子に女装癖があることが発覚すると、どんびきされるのに…

精神科医ヘンリー・カーターの憂欝

「精神科医ヘンリー・カーターの憂欝」鑑賞。 主人公は、ハリウッドで活躍する売れっ子精神科医だが、実はぼろぼろの精神状態で、薬漬けで、という話。 救いようのないダメぶりが逆に共感できる。 最後はハリウッドらしい、結末だが。 きめのセリフは「苦悩…

エンジェル・ウォーズ

「エンジェル・ウォーズ」鑑賞。 単なる美少女SFアクションものかと思い、借りたが。 ちょっと違って。 精神病院に入院させられた少女が、想像の世界の中でいろんな敵と戦って、という話だった。 物語の最初では、継父の陰謀で、怪しい精神病院に入院させら…

太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた

太平洋戦争の日本映画も見ていた。 竹野内豊がかっこよすぎる。 投降シーンは美しく、おじぎもりりしい。 というわけで、竹野内豊のミリタリーコスプレ、ハアハア。太平洋の奇跡 ?フォックスと呼ばれた男? スタンダードエディション [DVD]出版社/メーカー: …

ザ・パシフィック

ドラマ「ザ・パシフィック」見終える。 太平洋戦争をリアルに描写したらしい。 でも実際に私は戦争にはいってないので、本当にリアルなのかどうかはよくわからない。 日米ともに、多くの人を殺し、殺されたことはなんとなくわかった。THE PACIFIC / ザ・パシ…

SPACE BATTLESHIP ヤマト

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」鑑賞。 最初、ギャラクティカに似てるな、と思った。 森雪はスターバック化してるし。 でも後半、森雪は大和撫子になるし、攻撃はカミカゼ特攻になるしで、日本情緒あふれるものとなった。 ところで、ワープの時に、古代進と森雪…

「女として生きる」

若き天才映像作家、江畠香希さんの映画、「女として生きる」の上映会およびトークセッションが、7月23日開かれる。 見に行きたいが、いけなくて残念。 9月には関西クィア映画祭でやるらしいが、東京でもまたやってくれないかな。 予告編を見ると、プロパガン…

エクスペリメント

スタンフォード監獄実験の映画化。 実験は、被験者を看守と囚人に割り当てて、模擬刑務所でそれぞれの役割を演じさせる。 そうするとただの心理実験なのに、看守役は本気になって、囚人役をぼこぼこにする。 役割次第で人間は残酷になれる、という結果。 で…

七瀬ふたたび

映画の「七瀬ふたたび」見た。 私にとっての七瀬は、30年前の多岐川裕美だが。 この映画、いまひとつであった。 時代の変遷を反映して携帯電話が小道具として出てくるのはしょうがないにせよ、ソフトバンクの会社名を映して、黒人のヘンリー役をソフトバンク…

Glee

Glee、ようやく見終えた。 ゲイの監督にふさわしく、最後はQueenのナンバーのメドレーから、Over the Rainbowで締め、美しい最後であった。 まあ、しかし、ひとりひとりの個性の尊重を大事にするアメリカ文化と、 最後は鶴本直が学ランを着ちゃう日本文化は…

Glee

ツタヤの宣伝にあおられて、つい見始めた「Glee」。 まだ途中だけど、実に面白い。 高校のglee(合唱)部の話。 個人的な見所、名シーン、ベスト3. 1.ゲイのカート君がとてもキュート。 高音の歌声も素晴らしく、父へのカムアウトシーンも秀逸。 2.ろう学…

シェルター

映画「シェルター」を見る。 多重人格の概念をインチキだとして、認めようとしない精神科医の前に、多重人格患者が現れて、という映画。 この精神科医、自らのトラウマ体験を患者にぺらぺらしゃべったり、FBI捜査官でもないのに、患者の家に勝手に行ってみた…

ギプスの女

「ギプスの女」観賞。 「身体完全同一性障害」とか、「wannabe」とか、「devotee」とか、「pretender」とか、 教科書的には知っていたが。 http://d.hatena.ne.jp/annojo/20061022/p1 http://d.hatena.ne.jp/annojo/searchdiary?word=wannabe&type=detail こ…

ギャラクティカのスターバックはなぜスターバックという名前か

ギャラクティカ見終わった。 スターバック、さようなら。 ところで、スターバックがなぜスターバックという名前なのかが気になった。 最初安易に、「星にちなんでスターかな」くらいに思っていたが。 ドラマ見ているうちに、「コーヒー好きだからstarbucksに…

私はアネカ

「悔やむ人たち」と同時上映された「私はアネカ」の感想。 12歳のFTM?で、思春期を遅延すべく、女性ホルモン抑制の注射を受けている。 ただ本人は、「今は男になりたいとは思ってない」「ボーイッシュな女性でいいかなと思っている」などと言っていた。 そ…

「悔やむ人たち」

「悔やむ人たち」観賞。 今年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で放映されるものを、DVDを入手して先行観賞。 http://tokyo-lgff.org/2010/prog/index.html#6 SRSを後悔してるMTF二人の対談ドキュメント。 実に興味深かった。 7.16と7.18、スパイラルホール…

ファンボーイズ

「ファンボーイズ」観賞。 スターウォーズのファン5人が、アメリカ横断の旅をして、という話。 診察室で私が一番よく質問されるのは、「先生はスターウォーズのファンなのですか」というもので。 その質問に、これまではあまりファンという自覚もなかったの…